銀行員の転職 パート2
前回は回顧ってことでざっと振り返りました。
私は信金→銀行への転職でしたが、腕試しで一部上場の事業会社も20社近く受けました。
それなりに名の知れた企業様からも内定を頂きました。では結局
銀行員は転職に有利!?
銀行員は高学歴、数字に強くて、経営者的視点で判断ができるetc
実際のところどうなんでしょうか?
転職活動をした私は
銀行員はやはり転職に有利だと思いました。
ただし、それは20代であれば、です。未経験でもポテンシャル採用で意外とうまく進みます。
現に私も書類選考はほぼ全て通過しました。
もちろん景気動向を踏まえた企業の採用姿勢にも影響はしますが、それなりに評価はしてもらえた気がします。
私が思うに
- しっかりとした研修制度によって高いレベルのビジネスマナーが身についている
- 数字に強い!?
- 顧客への折衝力
- ストレス耐性
このあたりを評価してもらえた気がします。
採用側からすると、安心感があるのではないでしょうか。
面接では中途採用の場合、新卒採用とは勿論違い企業は「再現性」を強く重視しているように感じました。これは銀行員に限らず…
私の周りにも自分の実績を誇示してひたすらアピールするタイプの方もいましたが、銀行員の方々はご存知の通り、銀行員における実績はかなり外部環境によって左右されます。
そりゃ大規模法人の多い地域を担当できれば、それなりに資金需要もあり融資ももちろん、複雑なスワップや、IPO支援等々、華やかな仕事ができるかもしれません。
またリテールでも、富裕層の多い地区を担当できればドル箱のように手数料があがります。
これをさも自分の実績のように語る愚か者がいますが、採用側からすると、そんなことはどうでもいいのです。
そんなことより「君はうちに来てしっかりと仕事ができるの?」が知りたいのです。
当たり前ですよね?至極当然のことです。
特に未経験の職に飛び込むなら尚更です。
○○の目標、課題、ノルマがありました→それを達成、解決する為に自分は〜をしました。
この〜の部分がとても大切なのです。
ここに採用側が知りたい再現性のエッセンスが凝縮されているのです。
銀行員はこの部分の肉付けがしやすいように感じます。
普通の事業会社の社員なら若手にいきなり大きな会社を担当させることはなかなかありません。
ただ、銀行員であれば若い時から規模を問わず会社をまるごと任されたり、リテールであれば広域なエリアを丸々持たせてもらえたり…
いくらでも話に色付けができます。
この点からも銀行員は転職に有利かと思います。
因みに私が面接の際に用意した実績は
2年目のときにたまたま担当法人(創業50年、年商15億 製造業)が別会社に買収されました。いわゆるM&Aってやつです。
無論、私は先方のアポ取りと社長のご機嫌伺いしかしておりません。
しかし、面接の際にはこの案件を自分中心で遂行したみたいな盛りに盛ったエピソードに作り変えて話しておりました。笑
これ一本で全ての面接に臨みました。
最初はふわふわした感じでしたが、人間って不思議ですね。ひたすら話続けていると本当に自分の手柄みたいな臨場感で話せるようになります。
なんでもいいんです!皆さんも大小問わずありますよね。自分の関わった案件が。
それを面接用に盛ってアレンジすればいいのです。
盛り盛りヘアー!!!!
取り乱しました。ごめんなさい。
転職を少しでも考えているなら、上記の点を少し意識してみるのもいいかもしれません。
リラの仕組債がしこりまくってるせいで、アフターフォローに連日追われて疲れてしまいました笑
おやすみなさい!