投信で損失!?
投信で損失、個人の半数 金融庁調査: 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32607510U8A700C1EE9000/
先日こんなニュースがありましたね。
現場の私からすると、そりゃそうだわな…って印象です。金融機関は目先の収益獲得の為に理解し難い目標を店舗に課し、営業マンは年々増え続けるノルマに追われ…短期で利益確定、損切りの回転販売で手数料稼ぎに奔走…
金融庁の目が厳しくはなっているが、現場はこんな感じなのではないでしょうか。
私は仕事柄、運用会社のファンドマネージャーとお会いしますが、
運用会社は長期投資を大前提として運用をしている。なので1年以下の短期でリターンがどうとか言われても困りますよね…1年以下で成果を上げたいなら株式をやれば良いのではと言いたくなる。
とよく言っています(笑)
その通りですよね。
しかしながら銀行預金に過度に固執する国民性もあり、欧米に比べて日本は金融教育が非常に遅れております。少し古いデータですが、未だに国民の資産の50%以上は現金です。ちなみに米国は13%のようですね。
そういった影響もあり、イマイチ資産運用は浸透していないような印象を受けます…。しかしながら近年積立NISAなんかの制度もあり、若年層を中心に資産運用に関心のある方が増えているのも事実です。
金融機関も本音では若者の資産形成に特化したいんだろうけど、与信業務全般でここまで苦しいと、なかなか難しいのでしょうね。
やれやれ